ネバー・タイトハム
腰痛改善に効果的なタイトハムストレッチを、寝た姿勢で無理なく行えるマシンです。相反抑制を利用してストレッチをかけていきます。
腰、股関節、膝、足首の痛みの原因に対してアプローチするトレーニングマシンです。
ネバー・タイトハムの特色
腰・股関節・膝・足首の痛み、張りの改善に
タイトハムストレッチとは、股関節が曲がっている状態から始め、膝の運動でハムストリングスを伸ばす新しいストレッチの方法です。股関節をロックして 膝を伸ばすことで、 クワド(大腿四頭筋)に力が入ります。反対側のハムストリングスには、 相反抑制がかかり緩もうとします。
膝の伸筋群を伸ばすことによって、 反射をハムストリングスに与え、更に伸びようとする反射を利用して伸ばしていきます。通常は立位で行うストレッチですが、高齢者や腰痛の方などには難しい側面もありました。新しく開発されたホグレルのマシンによって、タイトハムストレッチをダイナミックに無理なく行う事が可能になりました。
下肢が硬くなると、体幹と腰椎の運動ができなくなる
腰椎分離症の第一人者、徳島大学運動機能外科教授 西良浩一先生と共同でマシンを開発致しました。
ジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)理論に基づく、アクティブスタティックストレッチも可能なマシンです。
下肢が硬くなると、体幹と腰椎の運動ができなくなる
身体の硬さは、脚のクワド(大腿四頭筋)とハムストリングスで代表されます。クワド(大腿四頭筋)が硬くなると、腰椎伸展時に骨盤がうしろに回らないので、腰に負担がかかります。また、ハムストリングスが硬いと、前傾した際に骨盤が回らないので、腰に負担がかかります。
よって、下肢が硬くなると、体幹と腰椎の運動ができなくなるので、腰でばかり動いてしまうのです。そこで、下肢の柔軟性を取り戻す方法がないかと研究をはじめました。
従来のストレッチとジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)の違い
従来のストレッチは、膝を伸ばした状態で後から押す方法です。 ジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)は、股関節が曲がっている状態から始める、 膝の運動でハムストリングスを伸ばす方法です。ハムストリングスは、膝、股関節をまたぐ筋肉なので両者に作用させます。従来法は、膝を伸ばした状態で股関節の動きでストレッチをします。それに対してジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)は、股関節を完全に屈曲する事でハムストリングスが完全に伸ばされます。
ジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)は、「アクティブスタティックストレッチ」です。股関節をロックして、膝を伸ばすことで、クワド(大腿四頭筋)に力が入ります。反対側のハムストリングスには、相反抑制がかかり緩もうとします。膝の伸筋群を伸ばすことによって、反射をうしろに与えているのです。ハムストリングスが伸びようとする反射を利用してさらに伸ばします。これをダイナミックに行うストレッチが、「ジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)」の定義です
ホグレルであればジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)を無理なく行うことができる
しかし下肢のストレッチに効果の高いジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)を立位で行うのは、大人だと頭に血が上ったり、前屈が腰にキツイ可能性があります。ホグレルの機器を見た瞬間に、寝た姿勢でできると直感しました。ホグレルであれば、ジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)を無理なく行うことができます。股関節をロックした状態で、膝の力でストレッチをかけることが可能です。「ジャックナイフストレッチ(タイトハムストレッチ)理論」とホグレルを合わせたものが今回の作品です。
術後の積極的リハビリや予防にも効果的
ネバー・タイトハムは主にリハビリで使っていきたいです。従来の下肢ストレッチは、座った状態で行うので、術後の患者さんに無理させると再発する恐れがありました。理学療法士が、患者さんを寝させた状態でストレッチをしていますが、このマシンでしたら自分一人でできますから、腰椎の術後のリハビリなどにも効果を発揮すると思います。
それ以外の利用方法としては・・・保存的治療、手術しない人のコンディショニングにも役に立つと思います。また、発育期の子供は二次成長の時に、骨が伸びて、すじ、靱帯などは遅れて伸びてきます。成長期はすごく身体が硬くなる時期で、特に中学生など分離症の子も多くなります。 分離症予防にも効果的だと思います。ハムストリングスは重要な意味がありますし、今までストレッチに注目したマシンはあまりなかったので、ブレークスルーになる機器だと思っています。